下痢の定番、『正露丸』って効くの?

100年以上前から愛され続けてきた正露丸

「正露丸」、日本人なら一度は耳にしたことありますよね。まさに腹痛の定番薬。実はこの薬、100年以上前から愛用されている薬なのです。
大阪市天王寺区の中島佐一氏が、日本薬局方木クレオソート(以下、木クレオソート)を主原料とする薬を国産化し、『忠勇征露丸』として製造販売を開始したのが始まりとされており、 この木クレオソートをカンゾウ末などの生薬末で練って丸薬にし、兵士が戦地に携行して服用できるようにしたのがクレオソート丸すなわち『正露丸』です。 商品名は、日露戦争開戦前という時代背景から、ロシア(露国)を征伐することと、将兵の士気高揚の意味を併せて命名されたと言われています。 (日本家庭薬協会HPより抜粋)

正露丸は危険・・?

正露丸について色々と調べていると、必ず耳にする噂があります。「正露丸は体に毒だ。」という噂。。
どうやら正露丸の主成分である木クレオソートは解毒剤がない劇薬のため、細胞や神経を傷害する高濃度の腐食性があり、血液障害、腎障害、がんの発症リスクを高める薬剤とされているようです。 しかし、実際に明確な結論は出ていません。実際に危険なレベルに陥るのは、最大常用量を超えて服用したときだということ。(参考:ヘルスプレス

正露丸って2種類あるよね。

正露丸には主に2種類あって、昔ながらの黒くて臭い方と白くて臭いのしない方(糖衣)です。どちらも効き目は変わりないと思いますが、私はなんとなく臭いが強烈な方が効く気がして、そちらをいつも買ってしまいます。あの臭いがたまらん・・(どう見ても変態です。本当にありがとうございました。)

実際の効き目はどうなの?

私も幼い頃から、腹痛=正露丸という方程式の元、正露丸を何度も服用してきました。私の場合、いまのところ、とくに副作用が出るといったこともありません。ただし、あまり即効性はないように感じるので、本当に今すぐに下痢を止めたいときは服用をしていないのが現状です。
休みの日、いつでもトイレに行ける環境にあるものの、下痢で体力が削られて辛い・・というときに飲むようにしています。

まとめ

定番商品の正露丸。一家に一つはあっても良いのではないでしょうか。ビオフェルミンなんかに比べて少しヘビーなイメージのある正露丸ですが、下痢をしっかりと止めたいときには結構効くような気がします。ただし、即効性はないので、まじやばい時に飲んでも全然効果は発揮してくれないです。(私個人の感想です。)

<勝手にレビュー(五段階)>
効き目:☆☆☆☆
即効性:☆☆
飲みやすさ:☆☆☆
値段:☆☆☆☆☆
手に入れやすさ:☆☆☆☆☆

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